風邪を引いたとき、私が何よりも嫌なのは、あの皮膚の「ピリピリ感」です。鼻水や咳は薬で抑えられるし、熱も寝ていればいつかは下がります。でも、皮膚が過敏になって、布団の中で身動きが取れなくなるあの感覚だけは、何度経験しても慣れることができません。誰かにこの苦しさを言っても、「風邪で肌が痛いなんて聞いたことがない」と言われたり、大げさだと思われたりするのが一番辛いです。でも、私は知っています。この世の中には、私と同じように、風邪のウイルスに触れた瞬間に全身の神経がトゲトゲしく尖ってしまう人たちがいることを。この日記を読んでいるあなたも、きっと今、そんな不快な夜を過ごしている一人かもしれません。服が擦れるたびに走る不快な電気信号、シャワーを浴びれば無数の針に刺されるような痛み、そして髪の毛が頬に触れるだけで感じる違和感。それらはすべて、あなたの体がウイルスを追い出そうとして、全エネルギーを使い果たしている証拠です。私はそんなとき、自分を「ガラス細工のようにもろくて繊細な存在」だと思うようにしています。今は誰にも触れさせず、自分でも自分の肌を刺激せず、ただ静かに箱の中で眠るように過ごすべき時間なのだと。以前は、こんな痛みに負けてたまるかと無理をして動いていましたが、そうすると治りが遅くなるだけでなく、痛みへのストレスで余計に体力を消耗してしまいました。今は、皮膚が痛くなったら「あ、私の免疫軍が今まさに総攻撃を仕掛けているんだな」と考え、感謝の気持ちを持つようにしています。このピリピリ感は、いわば体の中の戦火が肌にまで漏れ聞こえているようなもの。そう思えば、少しだけ誇らしいような、愛おしいような気持ちになれるからです。一番辛い時期を過ぎ、ある朝起きたときに「あれ、今日は服が痛くない」と気づくあの瞬間。それは、私の体が勝利を収めた平和の合図です。あの解放感を味わうたびに、健康で普通の感覚でいられることがどれほど奇跡的なことかを噛み締めます。もしあなたが今、暗い部屋で皮膚の痛みに耐えながらこれを読んでいるなら、どうか自分を責めないでください。あなたの体は今、一生懸命にあなたを守ろうとしています。その過程で起きているこの痛みは、必ず終わりが来ます。今はただ、自分に最大限の優しさを与えてあげてください。柔らかい布にくるまって、目を閉じて。明日にはその痛みが少しでも和らいでいることを、心から願っています。あなたは一人ではありません。このピリピリ感の向こう側には、必ず穏やかな日常が待っているのですから。
風邪を引くと肌がピリピリ痛む不快感への共感日記