医療問題・社会課題に対する解決策を探る

2025年11月
  • 突発性発疹の始まりと見分け方

    医療

    初めての子育ては毎日が発見と驚きの連続ですが、同時に不安も尽きません。特に赤ちゃんが体調を崩した時は、親としてどう対応すべきか、何が起きているのか分からず戸惑うものです。そんな赤ちゃんの病気の中でも、比較的多くの乳幼児が経験するのが突発性発疹です。私も初めての子どもが突発性発疹になった時は、その特徴的な症状に驚き、少し慌ててしまいました。この病気は、特に生後6ヶ月から1歳半くらいの赤ちゃんに多く見られ、その名の通り「突然」発熱し、「突然」発疹が出るのが特徴です。まず、突発性発疹の最初のサインとして現れるのは、突然の高熱です。多くの場合、38度以上の熱が3日から4日ほど続きます。この熱の出方がインフルエンザなど他の病気と少し違うのは、高熱の割に比較的元気なことが多いという点です。もちろん、いつもより機嫌が悪くなったり、食欲が落ちたりすることもありますが、ぐったりして意識が朦朧とするような状態にはなりにくい傾向があります。熱が出ている間は、解熱剤を使って苦痛を和らげたり、水分補給をしっかり行ったりするなど、一般的な発熱時と同様のケアが中心となります。そして、この病気の最大の特徴とも言えるのが、熱が下がった後に現れる発疹です。熱が完全に下がりきったタイミングで、主に顔、お腹、背中を中心に、米粒大から小豆大くらいの赤いブツブツとした発疹が全身に広がります。この発疹は、蚊に刺されたような膨らみはなく、押すと一時的に色が消えるのが一般的です。発疹が出ると、初めて見る方は驚かれるかもしれませんが、この発疹自体はかゆみや痛みを伴うことはほとんどなく、赤ちゃんが不快がることは稀です。発疹は数日程度で自然に消えていくため、特に治療は必要ありません。私も子どもの発疹を見た時は、一体何が起こったのかと心配しましたが、小児科の先生から突発性発疹と診断され、熱が下がった後に発疹が出るという特徴的な経過を説明されて納得したものです。この経験を通じて、赤ちゃんの病気には様々な症状の出方があり、それぞれの病気には独特のサインがあることを学びました。突発性発疹は、多くの赤ちゃんが一度は経験する「通過儀礼」のような病気とも言えます。一度かかると免疫ができるため、二度かかることは稀です。